中国インフレ懸念　利上　観測強　消費者物価２月急上昇

中国で利上げ観測が強まってきた。

　

中国国家統計局　１１日発表２月の消費者物価指数（ＣＰＩ）

前年同月比2.7％の上昇

１年物の定期預金基準金利2.25％を上回る

　

「実質マイナス金利」

　

２００８年１１月金融危機で打ち出した４兆元（約５２兆円）の巨額な景気対策により一部でカネ余りによる、インフレや資産バブルも懸念され始めた。

　

しかし、利上げなど過熱防止策へ踏み切れば、景気回復を目指す日米欧の“中国頼み”にも影響が。