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海外投資を円建て でするということはどういうことですか?

■質問です。

円建(円決済)で海外積立投資ができると聞きました。

円建てで決済をすると、毎月の支払額が一定にできるというメリットがあると聞きましたが、
もし、円建てするとどういうことになるのですか?

また、仮に円という通貨が暴落したりすると資産価値を失ってしまうのでしょうか?

●回答させて頂きます。

これはあくまで、評価の計算を円なのかドルなのかで行うに過ぎません。

円建てというとさも円資産を持っているイメージになってしまうために、
ややこしくなってしまっているのかもしれないですが、
円払い(円決済)で投資された際の、円換算ベースでの海外の資産とお考え下さい。

例えば、仮に

投資時
1ドル 100円 で投資を行い、

25年後
500,000USD相当の資産を海外に構築したとしまして、

為替が
1ドル 100円のままであれば、

500,000×100円
5千万円の円評価資産を保有していることになり、

将来
1ドル 50円の円高になっていれば、
2.5千万円の円評価資産
(円換算としては、資産価値が減っていますが、1ドルは1ドルの価値です)

1ドル 200円の円安になっていれば、
1億円の円評価資産を保有していることになります。

ただし、ここで注意が必要なのは、
米ドルでの現金の外貨預金をしている訳ではないというところです。

従いまして、
保有資産の構成(運用ポートフォリオ)と円との関係に影響します。

つまり、世界中への世界分散ポートフォリオ運用を行いますと、

中国への投資しているファンドであれば円と人民元、
インドへ投資しているファンドであれば、円とインドルピーなど
(間に米ドルを経由して決済しますが、ここでは便宜上省略します)

各投資先通貨や株価、債券との関係が最終的に影響するという事です。

従いまして、ドル決済をする動機として考えられるケースとしましては、

シンプルに将来 何ドルの資産を海外に作りたい だとか、
米ドルの地域に居住地を移して生活をされる希望の場合には、
ドル建て決済が良いかもしれません。

しかし、殆どの日本人は、日本での将来の老後を目的とされていますので、
最終的には、使う分を円に変えて使うことになっていきますので、
円による、価値評価は分かりやすいかと思います。

保有する資産が海外の資産であることに違いがなければ、

ドル決済をしようが、円決済をしようが、
結局は、円での換算を行い、利益も計算がなされますので、
円表記されている方が、申告時は楽に計算も完了します。

参考になりましたら幸いです。

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