日銀 3月金融経済月報
日銀 金融経済月報
わが国の景気は、国内民間需要の自律的回復力はなお弱いものの、内外にお
ける各種対策の効果などから持ち直している。
輸出や生産は増加を続けている。
設備投資は概ね下げ止まっている。
個人消費は、厳しい雇用・所得環境が続いているものの、各種対策の効果などから耐久消費財を中心に持ち直している。住宅投資は下げ止まりつつある。この間、
公共投資は減少している。
先行きについては、景気は持ち直しを続けるが、当面そのペースは緩やかな
ものにとどまると考えられる。