ネット上の買い物や投資など、香港GDPの5.9%に ―日本経済新聞
「インターネット経済」は香港の域内総生産(GDP)の5.9%――。米コンサルタント大手のボストン・コンサルティング・グループ(BCG)が、ネット上での買い物やネット関連製品の輸出、インフラ投資などを集計した。香港のインターネット経済は高い成長を続けるとみている。
調査は米グーグルが依頼し、BCGが実施した。ネットに関連する財やサービスの支出を集計したところ、香港の2009年のネット経済は960億香港ドル(約1兆円)だった。ネットを使った個人消費と、中国で生産したパソコンや携帯電話などの輸出がそれぞれ約3分の1を占めた。残りは政府や事業者による通信インフラ投資など。