10~12月期の国内総生産(GDP)改定値
内閣府が11日発表
09年10~12月期の国内総生産(GDP)の改定値
物価変動の影響を除いた実質GDP(季節調整値)は、前期比0.9%増
年率換算で3.8%増
設備投資と在庫投資を下方修正したため、GDPも2月15日発表の1次速報(前期比1.1%増、年率換算4.6%増)から下方修正
実質GDPの変化にどれだけ影響したかを示す「寄与度」
内需が0.2ポイント下方修正の0.4%、外需は速報と同じ0.5%。
内閣府 津村啓介政務官「小幅な下方修正にとどまり、二番底懸念が薄らいできた 今後の自律回復に期待したい」と述べた。
改定に伴い、09年の実質GDPは5.2%減
速報(5.0%減)から下方修正、過去最悪のマイナスを記録。
四半期ベースでは、09年1~3月期の実質GDPを年率換算13.7%減に下方修正し、戦後最悪のマイナスを更新