オフショア投資口座
オフショア投資口座とは
税制などが優遇される国際金融市場に作られた投資口座のこと。
オフショアはタックスヘイブン(租税回避地)ともいわれることもあります。
オフショア地域は、世界各地に点在する租税回避地域で、地域内で運用されるお金には株の売買による譲渡税、利子・配当税、給与・事業の所得や法人税がまったくかからない、または税率がきわめて低い国・地域をいいます。
オフショア投資口座は、一般的にオフショアの銀行口座やオフショア投資口座の事を指すことが多い。
オフショア投資口座は、ラップ口座(Wrap Account)のことをいう。
ラップとは「包む」の意味
資産運用に関するあらゆるサービスを包括した総合口座・サービス。
資産運用、アドバイス、売買、口座管理などをおこなう。
ラップ口座では、顧客は大まかな指針だけを指示するだけで、
銘柄選定や実際の売買を証券会社にまかせることができる。
手数料は売買ごとではなく、預かり運用資産残高の何パーセントという形で一括して徴収する。
海外(オフショア)のラップ口座は、
証券の権利は投資家にありながら、金融商品は金融機関の名義で売買
運用アドバイザー会社(IFA)と契約する事で、商品説明やポートフォリオなど運用アドバイスを受ける事が可能
プライベートバンクでは、最低預入額は1億円ぐらいだが、マン島にある金融機関などで
提供しているラップ口座は最低預入額は5万米ドル程度から。
ラップ口座は、同じ金融機関でも口座の種類が幾つもあり、
積立口座と一括投資口座の2つに大きく分かれる。
積立銘柄は世界中のセレクトされた200銘柄程度のミューチュアルファンドやヘッジファンド
の中から10銘柄程度選択することができる。
一括投資のPPB口座では、世界中の金融商品(個別株式、債券、ファンド、ETF、ヘッジファンド)
が1つの口座から自由に取引可能。
口座の種類 選べる商品数 開設に最低預け入れ額
積立口座 (Savings Plan) 100銘柄相当から10銘柄 USD 300/毎月~
PB一括投資口座 (Lump Sum) 100~200銘柄より10銘柄 USD 100,000~/10銘柄~
PPB (Private Portfolio Bond) 世界中の金融商品 USD 300,000~
■ラップ口座の特徴(海外・オフショア)
共同名義が可能(ご夫婦・親子等)
銀行や証券会社で購入できない機関投資家向けのオフショアファンドの購入が可能
最低投資額が高いファンドでも、追加投資額で購入が可能なので投資額が低くなるものもある
金融商品の購入手数料は機関投資家の手数料が適用されるため、銀行や証券会社より
購入手数料が安いさらに、売買名義人が金融機関になる
為替はインターバンクレートで取引される (PPB)
信託(トラスト)の設定が可能 (PPB)