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オフショア地域である香港

オフショア地域

香港(Hong Kong)は、中華人民共和国の特別行政区域の一つであり、東京・
パリ・シンガポールと並ぶ有数の世界都市である。

■香港の概要

1842年の南京条約などによりイギリスの植民地となったが、
1997年7月1日午前0時(CST)に、イギリスから中華人民共和国へ返還され、
特別行政区となった。

香港は、古くから東南アジアにおける交通の要所であり、自由港で
あることからイギリスの植民地時代から金融の流通の要所でもある。
文化としては、中華文化のみならず、英国の影響を大きく受けた
近代的な文化が発展している。
ショッピング、食通の街として栄えていることもあり、観光業が盛ん。
中心部には超高層ビルが立ち並ぶ。

2008年、グローバリゼーションと世界都市の研究グループおよびネットワーク
(GaWC)により、香港は第1級に選ばれている。また、アメリカの外交専門誌
フォーリンポリシーによる世界都市インデックスでは、ニューヨーク・ロンドン・
パリ・東京に次ぐ世界第5位の評価を受けている。

公用語は、中国語(広東語)・英語。
面積として、1,104K㎡。人口約700万人。

■香港の経済・金融

成立背景から、規正が少なく低税率な自由経済を特徴としている。
アジアのオフショア地域としても有名。
貨幣は香港ドル。イギリス系の香港上海銀行(HSBC)と、スタンダード・
チャータード銀行、中国銀行の商業銀行によって発行されている。
金利については、2001年に金利が自由化されたものの、2005年5月に
アメリカドルのペッグ制から目標相場圏制度に移行されたことにより、
金利は基本的にアメリカ合衆国の金利動向に追従する。
香港のGDPの80%をサービス産業が占める。観光業はGDPの約5%を占める。

主要な証券取引所として、香港証券取引所があり、アジアを代表する取引所と
なっている。
市場の動きを表す指数として、代表36銘柄を対象として時価総額加重平均で
算出した、「ハンセン指数(Hang Seng Index」がある。

■香港の税制

香港は、日本から一番近いオフショア地域と呼ばれている通り、2006年度には
相続税も無くなり、資産運用で得たキャピタル・ゲインにも税金がかからない
税制を用いている。
もちろん、預金の利息に対しても税金はかからない。(日本では20%の源泉徴収)
海外で得たお金に対しても非課税。消費税も無い。
また、個人の所得税も15%程度と、アジアの金融中心地として、税制上の優遇措置
がとられている。
まさに日本からはオフショア口座を開設するのに、とても身近な地域と言える。

 

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